【完全保存版】ダイエット専門の管理栄養士が教える!失敗・成功事例から分かる、あなたに必要なダイエット方法

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ダイエットを頑張る多くの人が、ダイエットの失敗を経験しています。そもそも続けられない、続けてみたけど効果がでない、そんな経験はありませんか?もしくは、一度ダイエット に成功したもののリバウンドしてしまった、そんな経験のある人も少なくないはずです。
頑張りたい気持ちが強いほど、選びがちな失敗する可能性の高いダイエット方法。頑張ってもあなたには効果的でないダイエット方法。みんなに人気の方法や、他の人が成功した方法でも、それが「あなたに合ったダイエット方法」とは限りません。
頑張るあなたにダイエットで悩んだり、落ち込んだりしてほしくない。この記事はそんな想いで、ダイエットの基本をまとめました。ダイエットを頑張る前に、まずはダイエットの考え方について一度見直してみてください。

step1.こんなダイエットしていませんか?


過去にダイエット経験があるという方、どのような方法を選びましたか?これからダイエットをはじめるという方、どんな方法を考えていますか?ここではまず、ダイエットの王道でありながら失敗する可能性の高い方法を確認します。

頑張りたいからこそ選びがちな方法

ダイエットと言えば、ここにあげるような方法のイメージがあるかもしれません。しかし、これらは継続の難易度が高く、成功してもリバウンドの可能性が高い方法であり、ダイエットを「難しい」「失敗する」と連想させる所以でもあります。

我慢ばかりの食事制限

ダイエットのために悪いと考えられがちな要素を控える、全く摂らない方法です。これまでよりも食事の摂取量を減らすことができれば、短期的には効果が得られる場合がありますが、元の食生活に戻ればリバウンドするリスクの高い方法です。また、必要な栄養素まで制限してしまえば、体調や日常生活に支障を及ぼし、綺麗に痩せることが難しい方法です。

ハードな運動

運動に取り組むことは、筋肉量を増やし代謝量をあげることにつながりますので、もちろんダイエットへの効果が期待できます。運動が好き、忙しくて毎日絶対に続ける!といった強い意志をもって継続ができる方には合った方法かもしれませんが、週に何日もジムに通う、毎日走るなど最初からハードルの高い目標設定は継続の難易度を高めるため、注意が必要です。運動が苦手、時間がない等の理由で始めることが難しかったり、自分1人で継続が難しかったりと、開始・継続の難易度が高い場合も少なくありません。

話題の◯◯ダイエット

巷でよく流行るような、特定の食材や商品に頼るようなダイエット。簡単で魅力的に見えるかもしれませんが、効果の信ぴょう性が定かではなかったり、特定の食材を食べ続けるような食生活は栄養バランスが偏ったりする恐れがあります。また、食事制限と同様に継続をやめればリバウンドする可能性の高い方法です。

「方法」がダメでは努力が成功につながらない


次のような経験はありませんか?いくら頑張っても方法によっては、成功するものも成功しません。あなたが悪いのではなく、選んだ方法があなたに合っていなかった可能性があります。

続けることが難しい

ダイエットをはじめたものの、続けられなかった。ダイエット経験者からよく耳にするフレーズのひとつです。炭水化物抜きダイエットは王道ダイエットのひとつですが、考えてみてください。たとえば、「今日の夕食は白米を我慢する」これはできるかもしれません。では、「今月ずっと白米を食べない」これはどうでしょうか。さらに、「今後一生白米を食べない」これはどうでしょうか。一時的に継続して効果が得られたとしても、元の生活に戻れば当然リバウンドすることを事前に理解しましょう。

体調不良・ストレス

上記でもあげた炭水化物抜きダイエットですが、炭水化物はそもそも体にとって必要な栄養素ですから、多く摂りすぎている分を控えることはあっても、ゼロにする必要はありません。極端な制限や偏った食生活は、身体に必要な栄養素を不足させる可能性があります。これは、炭水化物に限ったことではありません。
肌や爪、髪、あらゆる細胞を作る栄養素が不足すれば、体重を減らせても見た目の美しさを保つことは難しく、せっかくの努力が本来手に入れたいキレイな身体から遠ざける行為になります。注意すべきなのは、一時的には効果が得られてしまう方法である点です。これまで食べていた量を減らせば当然痩せる可能性はありますが、中長期的はリバウンドや不調のリスクがあり、痩せにくい体を作る行為になりますので避けるようにしましょう。また、栄養不足がおきれば、身体の機能が効率的に働かず、一時的に体重が落ちたとしてもその後のダイエットの難易度が高くなります。ストレスによって、暴飲暴食に走った経験がある方も少なくないのではないのでしょうか。効果が思うように得られない、好きなものを我慢しなければいけない、ダイエット中はストレスを感じやすい要素があるほど継続が難しくなります。

成功してもすぐリバウンド

ダイエットの成功とリバウンドは表裏一体です。一時的な制限や習慣で減量に成功した場合、普段の生活に戻ればほぼ100%リバウンドしてしまうでしょう。

リバウンド体験者要注意!


リバウンド経験者の皆さん、リバウンドしているほど、次のダイエット の難易度が高くなっていると考えてください。諦める必要はもちろんありませんが、次選ぶダイエットはリバウンドしにくいものを選びましょう!

作られる「痩せにくい体」

そもそもリバウンドとは、ダイエットをやめた後に体重がダイエット前(またはそれ以上)に増えてしまうこと呼んでいます。ダイエット経験者の多くはリバウンドを経験し、またダイエットを繰り返しています。
ダイエットで体重が減る際は、脂肪だけでなくどうしても筋肉も落ちてしまうケースが多くあります。特に、無理な食事制限などで急激に体重が落ちた場合は、この可能性が高いと考えてください。そして、リバウンドして体重が増える際には、脂肪が蓄積されます。筋肉が減って脂肪が増えれば、次体重を減らす際には筋肉量が以前より少なく代謝量が低い状態ですので、ダイエットの難易度が上がった状態と言えます。リバウンドは、繰り返せば繰り返すほど「痩せにくい身体」を作っているのです。

重要なのは習慣の改善

結婚式や特別なイベントなど、何か特別なシーンのためにダイエットをはじめる方も多いと思います。ただ、誰だって理想の身体は、その時だけ一瞬手に入れるのではなく、ずっと維持していたいはずです。リバウンドしないためには、一時の成功ではなく、最初からリバウンドする可能性の高い方法を選ばないことが重要です。ダイエットの方法を選ぶときに大切なのは、効果が得られること、続けられること、そして何より「リバウンドしないこと」です。

step2.自分に必要なことを見極める


選ぶと危険なダイエット方法、選ぶべきダイエットのポイントを確認したところで、次はダイエットの基本を確認しましょう。

ダイエットの基本


ダイエット中であれば、「カロリー(cal)」を気にされる方も多いですよね。食べ物や運動の量を計るカロリーですが、これはエネルギーの単位をさし、水1gの温度を1度あげるのに必要な熱量のことを言います。食品のパッケージなどで見かける「キロカロリー(kcal)」とは、水1リットルの温度を1度あげるのに必要な熱量のことです。
体に必要なエネルギーは、年齢、性別、日常の活動内容によって異なります。人が太る仕組みは、このカロリーが大きく関係しています。体で使われるカロリー(消費カロリー)より、取り込むカロリー(摂取カロリー)が多ければ、そのカロリーは使われることなく体へ蓄積されていくのです。ダイエット では、太るサイクルを痩せるサイクルへと切り替える必要があります。
 
太るサイクル
消費カロリー < 摂取カロリー

痩せるサイクル
消費カロリー > 摂取カロリー

そのためには、
・消費カロリーを増やす
・摂取カロリーを減らす

 
このどちらかが必要です。前者は、運動をする、筋肉量を増やす、代謝をあげるなどがあげられ、後者は食事のコントロールがあげられます。当然、両方できればより効果を得られやすくなりますが、それだけ継続の難易度は上がります。
消費カロリーに対して摂取カロリーが足りなくなれば、体は自動的に蓄えていた脂肪たちを燃やして、エネルギーに変えて使うようになります。ここで重要なのは、繰り返しになりますが、必要な栄養素はしっかりと摂ることです。綺麗に痩せるため、リバウンドしないために重要なポイントです。

BMIをチェック


ダイエットを始めるまえに、まずは本当にダイエットが必要かを判断しましょう。本来は体重を落とす必要がないのに痩せてしまうことは、体にとってリスクにつながります。
BMIは、健康診断などですでに一般的な指標となっていますが、Body Mass Indexの略であり、体の大きさを表す指数です。
体重➗(身長✖身長)で簡単に計算することができます。18.5~25未満が標準的な体重とされ、BMIが25以上ある場合は肥満と見なされます。さらに、25以上のBMIの数値によって肥満度が異なり、25~30未満は肥満Ⅰ度、30~35未満は肥満Ⅱ度、35~40未満は肥満Ⅲ度、40以上は肥満Ⅳ度とされます。計算してみていかがでしょうか。BMIの理想は、疾病率が最も少ない「22」とされています。
BMIに問題がない場合は、体重を減らすことを意識するよりも、ストレッチやトレーニングで引き締める、筋肉をつけることを考えた方が効果的と言えます。

改善項目をリストアップ


毎日の生活を一度振り返ってみてください。あなたが思う「自分が太るポイント」「改善すべきポイント」はどこですか?改善できるできないに縛られず、まずは思いつくことを全て書き出してみてください。

『達成できる』目標を決める


なんとなく痩せたいな、でダイエットを始めるのではなく、いつまでにどうなっているかを具体的に決めてみましょう。この時、2つの目標を決めてみてください。1つめは、いつまでに何kg痩せるという具体的な目標、もう一つは痩せたら達成したいことを具体的にイメージしてみてください。服のサイズを1つ落とす、周りに「痩せたね」と言われる、なんでも構いません。ダイエット成功者の多くは、具体的な目標を持っています。これは、過去のお客様に一貫して言えることです。
大切なのは、達成できる目標を決めることです。理想の姿は今より10kg痩せたいとしても、まずは1ヶ月、2ヶ月で目指せると思う目標をたてましょう。痩せられるという感覚を掴むことが重要です。

step3.はじめるのは「続けられること」


では、実際に何を始めるかを考えていきましょう。選ぶポイントは、自分がそれを頑張る、続けるイメージが湧くものです。続けても身体に支障のない方法なのか、理想はダイエットの目標達成後はそのまま生活に定着させてしまえるものを選びましょう。
なりたい身体を一時的に手に入れるのではなく、維持していくためには、ダイエットを生活習慣の改善と考えるべきです。自分の続けられそうな方法を選んで、一定期間は毎日意識して行いましょう。意識して続ければ、それはいずれ自分の生活に定着され、気付けば意識せずとも当たり前になっている、これが理想的な状態です。

摂りすぎているものを減らす


食べ過ぎている分は最適量へ減らす必要がありますが、必要な栄養素をゼロにしてしまわないように注意が必要です。例えば、ダイエットの天敵とされがちな炭水化物ですが、炭水化物も身体にとって必要なものです。炭水化物抜きダイエットを始めるその前に、過剰摂取しているポイントがないか振り返ってみましょう。おかわりしない、食事で炭水化物メニューを組み合わせない、お菓子を食べない、まずできることがあるはずです。

満腹感を感じる食べ方をする


同じものを食べていても、食べ方を変えることで満腹感を感じやすくすることができます。

よく噛んで食べる

よく噛んで食べましょう、とはよく言われますが、噛む行為を繰り返すことは、満腹中枢を刺激し、脳に満腹感を感じさせる働きがあります。ただ、満腹感を感じるのは食事を始めてから20分程度かかると言われていますので、ゆっくりよく噛んで食べることが満腹感を感じるために必要です。

食べる順番を変える

次の項目でも紹介しますが、食事を野菜から食べることで満腹感を感じやすくなります。また、少し話がそれますが、満腹感を感じ、それを持続させるためには血糖値が大きく関わってきます。
血糖値とは、ブドウ糖の血液中の濃度をさしています。私たちが食事から摂取する炭水化物が、体内で分解されるとブドウ糖になるのです。血糖値が急激にあがってしまうと、ホメオスタシス(体内の状況を常に一定に保とうとする機能)が働いて、血糖値を下げるホルモンが大量に分泌されます。血糖値の急上昇がもたらすホルモンの大量分泌、そしてその後起こる急下降。この急下降が起きると、脂肪の蓄積が進むと言われています。この血糖値の上下は満腹感にも関係しますので、緩やかに上昇させて緩やかに下降させること、急上昇・急下降を避けることが重要です。血糖値を急上昇させるポイントのひとつが、空腹時にいきなり炭水化物を摂ることだと言われていますので、空腹時にいきなり炭水化物を食べることはさけ、まず野菜から、そしておかず(タンパク質からなるもの)、少しお腹が満たされた頃に炭水化物へという順番を意識してみてください。

足りないものを増やす


ダイエットというと、減らすことに注目しがちではありませんか?効果的なダイエットのためには、必要なものを十分に摂ること、増やすことも必要です。

野菜の効果はひとつじゃない!

野菜といえば、なんとなく身体に良いものというイメージは皆さんあるかと思いますが、改めて推奨する理由は2つです。
1つは、ビタミン・ミネラルといった不足しがちな栄養素を多量に含むことです。これらの栄養素は、不足すれば代謝が落ちる原因にもなりますし、ダイエット効率を下げる要因になる場合があります。もう1点は、満腹感を得られやすくなります。食物繊維な野菜類を多く食べることは、自然と満腹感を感じやすい習慣になりますので、無理して我慢するストレスも野菜を食べることで回避できます。食事はまずは野菜から、を意識してみてください。

美しく痩せるにはタンパク質が不可欠

お肉はダイエットに良くない!なんて声もききますが、決してそんなことはありません。肌や髪、爪など見た目に関わるあらゆる細胞を作るのはタンパク質です。不足してしまえば、美しく痩せることが叶わなくなるでしょう。満腹感を持続させてくれる働きもありますので、毎食欠かさないのが理想的です。タンパク質としてあげられるのは、お肉、お魚、卵、乳製品、大豆製品など様々ありますが、それぞれ含まれる栄養素が異なりますので、特定のものばかりでなく、バランス良く食べるように意識してみてください。お肉や魚は脂身の多いものを避けられるとダイエット中は安心ですね。

ダイエットの基本は水分

どうしても食事にばかり目がいって、見落としがちな水分ですが、体の60~70%は水分でできていますので、不足させないことが重要です。身体の隅々まで必要な栄養素を届け、不要なものは体外へと排出させてくれる働きをしています。一度に沢山摂取しても、不要な分は体外へだされてしまいますので、大切なのは食事の時以外、日中もこまめに水分をとることです。この際、甘味のあるもの、さらに可能であれば氷の入った冷たいものが避けられると理想的です。

調整を覚える

お仕事や友達との付き合い、どうしても決めたことを実現できない日もあります。毎日100%完璧な生活を続けることは誰でも難しいものです。食べ過ぎた、飲みすぎた、そんな日があっても、諦めたり落ち込んだりする必要はありません。1日2日できなかったからといって、諦めてしまわないことが重要です。できなかったことばかり考えるのではなく、「できること」を考えてみましょう。その場でできること、その後できること、考えれば沢山のことが挙げれます。
ケーキを食べてしまった、お土産や友人との付き合いで飲み会に、たまにご褒美で…、いろんなシーンがありますね。そんな時は、ケーキは炭水化物ですから、その日の夜は炭水化物を抜くという調整もありです。いつもお菓子で主食を代用するのは、その他の含まれる栄養素が違うので問題がありますが、時々の調整であればこうした方法も考えられます。他にも、飲み会が続いてしまう、そんな時はまず飲み会で、食べ物は選べるでしょうか。お酒の種類や量は自分で選べるでしょうか。飲み会だからと言って頭から諦める必要はなく、調整次第ではバランスの良い食事をすることだって可能です。お付き合いでどうしても自分では調整できない、そんな時は前後の食事も含めて調整を考えられると良いですね。「今日は夜飲み会だから、昼食は野菜中心のヘルシーなものを選ぼう」「飲み会が続いていたから、しばらく油物は控えようかな」、食事を1回1回で考えるのではなく、1日、1週間と幅広く考えてバランスを調整するよう意識してみてください。
ここで大切になるのが、普段の習慣が整っていることです。人間の身体には、ホメオスタシスという身体の機能を一定に保とうとする働きがありますから、普段のベースがどこにあるかが重要です。日頃から意識して整った生活習慣が送れていれば、時に乱れたとしても少しの調整で難しくなく元に戻ることができます。

番外編.管理栄養士が見たダイエット成功・失敗事例


ここで少し番外編です。
実際に私が担当したお客様の中から、こうして失敗した、こうして成功したという多くの方に共通するケースをご紹介します。
どうして失敗してしまったのか、どうして成功したのか、そのポイントは、ここまで読んでくださった皆さんであればもうお分りになるかもしれません!

完璧は目指さないが成功ポイント

Aさんの例

全てに全力投球の頑張り屋さん
〜30歳、男性、会社員〜
社会人になってから10kg近く太ってしまったという30歳会社員の男性Aさん。
お話をしていても、とにかく仕事が1番、真面目で計画的、実直な性格なのが伝わってくる方でした。健康診断結果から一念発起し、ジムに入会、自転車を買って通勤を自転車に、自炊も始めようと調理器具も揃えて準備万端!という意気込みだったそうです。これが、私がお会いする1年前のお話でしたが、そこから体重の変化は結局なし。一生懸命な方ですから、成功しそうなものですが、そうはいかなかったのです。
この方のポイントは、「全てを完璧にやろうとしたこと」です。お話を聞く中で分かったことは、どうしても仕事が忙しくなってしまうと、ジムには全く通えない、電車でも作業ができるので結局通勤は電車に、自炊する時間の余裕がない…といった形で、理想の自分を満たすことができなかったそうです。そして、理想が叶えられないので、1つできないとモチベーションも下がってしまい、結局何もできない負のサイクルができあがっていました。
モチベーションが高いこと、理想の自分が描けることはとても素晴らしいことです。
ただ、この方のように仕事、学業や家事、育児など何かと忙しい方は、忙しくても続けられることを選ぶことが必要です。できることを沢山あげてみて、そこから一度自分が本当にできそうかをイメージしてみてください。どれだけ忙しくても疲れても週2日はジムに通える自信、決意はありますか?寒い朝や疲れた日の翌日でも自転車で通えますか?仕事が遅くなったら家でご飯を食べない日の方が多いですよね?…そんな風に1つずつ考えてみましょう。
頑張り屋さんのAさんだからこそ、「何か1つだけ決めて、それだけは毎日やってみませんか」と提案しました。全てをいつも完璧にこなすことは誰でも難しいですが、完璧主義の方ほど少しうまくいかなくなると、全部がどうでも良くなってしまったりするケースを見かけます。2人で相談し、落ち着いたのが「毎日起床時とお風呂上がりに体重計にのり、記録すること」でした。1日1分もかからないことで、環境に左右されることもありません。
根が真面目で、細かく管理するのがお好きな方でしたので、この方法がのちに大成功につながりました。最初は半信半疑のAさんでしたが、いつの間にか「朝体重が減る日と減らない日があります」「飲み会があったのでやっぱりここは体重が増えました…」そんな発見、質問をしてくださるようになりました。小さな変化に気づけるようになれば、もう成功の道を進んでいます!自分の中で変化に気づいて、無意識のうちにセーブが効くようになるのです。
自分は何が苦手で何が得意なのか?生活や性格にあった方法を選ぶことも、成功のポイントです。

正しい知識をつけて、正しい努力のもと、結果が出る

Bさんの例

とにかく我慢・我慢、ひたすら炭水化物抜きを続けていた
〜29歳、女性、会社員〜
以前と生活は変わらないのに、この2-3年急に体重が増えるようになったという29歳会社員の女性Bさん。
学生時代はとにかくスレンダーで、就職してからもとくに体型に関する悩みはなかったとのことでした。
ところが、25歳を超えたから少しずつスカートがきつくなったり、デニムがはいらなくなったりと違和感を感じるようになり、気づけば流行りのダイエットを次から次へと繰り返すようなダイエット難民に。
私が出会った頃は、ちょうど炭水化物抜きダイエットの真っ只中で、辛そうに過去のダイエット経験をお話してくださったのが印象的です。
この方のポイントは、「ダイエットに関する知識がないこと」です。上記でもお話しましたが、ダイエットは方法によっては続けること、結果をえることがそもそも難しいものです。流行りのダイエットが自分に合っているとは限らないのです。ここまでのような話をしても、「でも、すぐに結果がほしい」と言われていました。ですが、考えてみてください。結局うまくいかずに、何年も色々なダイエットを繰り返していませんか?
うまくいくかもわからない、リバウンドする可能性の高い方法を選んでダイエットに長年苦しめられるよりも、少し時間がかかっても着実にダイエットの苦しみから抜け出せる方法を選ぶ方が確実になりたい身体に近づくことができます。
この方と決めたことは、「3食食べること」「どうしてもお腹が空く時は、okリストのものを食べること」です。食事から炭水化物を抜くことばかりを頑張っておられましたが、話を聞いてみるとご飯を大盛りしているわけでも食事量が多いわけでもありませんでした。食事を減らす必要が全くなかったのです。食事内容に問題がなかったので、1日の中で摂取する全ての飲み物、食べ物をお伺いしたところ、甘い飲み物、お菓子が朝から夜まで度々登場したのです。炭水化物を我慢するようになって、日中余計にお腹が空くようになったとのことで、本末転倒な状態でした。
お菓子がやめられないという方が、3食きちんとバランス良い食事をとり始めたら自然と間食しなくなったというケースも少なくありません。我慢する前に、自然と我慢しなくてもよくなる方法を探してみましょう。減らすことが難しい場合、置き換えるのもひとつの方法です。たとえば、お菓子ですが、お菓子には炭水化物が多く挙げられます。空腹時の急な炭水化物摂取は、体内のホルモンバランスを乱れさせ、ダイエット効率を下げる可能性がありますので、おすすめはタンパク質に変えることです。また、お腹が空いているわけではないのに、間食が習慣になっている方もいらっしゃいます。間食をする前に「今本当にお腹がすいてるか?」と考えるようにしてみてください。口さみしいようであれば、ハーブティーなど香りのあるものでも気分が変えられます。
朝食を抜きがちだった彼女が朝食を食べるようになり、3食バランスの良い食事を始めたことで、「先生、お腹が空きません!」と連絡をくれるようになったのは開始数日後のことです。ときに友達とのご飯ではデザートok!そんなご褒美を設定するのも継続の秘訣です。

たった2つのことを続けたことが成功へ

Cさんの例

特別なことはしてない?マイペースにダイエットを続けた
〜39歳、男性、会社員〜
健康診断で検査値異常、糖尿病予備軍として面談をさせていただいた39歳会社員の男性Cさん。
社会人になってから少しずつ体重は増加してきたものの、これまでは検査値異常がなかったとのことで、健康に対する関心も低かったようです。
糖尿病とはよく聞くワードですが、死亡につながるきっかになったり、重度になれば失明や足の切断になったりと、初期での対策が重要になる病気です。
糖尿病のリスクについてご説明する中でようやく危機感を感じていただき、一緒にダイエットをスタートしました。
運動はあまり得意ではないが、食事にも対して特にこだわりがないと言うCさん。ご本人は、ダイエット=運動というイメージが強いようで、運動を始めた方が良いかと仰っていました。もちろん、止めることはしませんでしたが、それは可能な範囲で実施してくださいとお伝えしました。運動は得意ではないとのことでしたのであまり期待せず、私と約束してもらったのは次の2つです。「毎食野菜を食べること」、「毎食野菜からスタートすること」。お話を聞く中がで、実際に食事に対する関心が低く、簡単に済ませられる麺類や丼、パンなどを選びがちな傾向がわかりました。麺類や丼ではなく定食を選びましょう、パンではなくおにぎりとサラダにしましょう、そんな風に食事の選択を変える提案をしたのです。実際にこれらを実行していただき、「特別なことはしてないんだけどね」と笑いながら翌年の健康診断をクリアしていかれました。この方の成功の秘訣はお分かりのとおり、「続けたこと」です。丼を定食に変えること、サラダをつけることは特別なことではないかもしれません。ただ、毎日のそうした小さな意識の変化が、続けることで結果につながるのです。

step4.とにかく続ける


基本を理解して、方法を何か決めたら、大切なのは一度それを「続ける」ことです。数日で結果がえられるものは、数日で元に戻るものと考えてください。確かな効果を得るためには、継続することが欠かせません。

続けられないなら方法を変える


一定期間試してみて、生活に合わない、続けられない、そんな風に感じたら方法を変えましょう。これは悪いことではありません。あなたの生活に合う方法を選ぶことが、成功には欠かせないのです。

実は重要『体重測定』


Aさんの事例でも紹介しましたが、ダイエットをするなら必ず合わせて体重の変化を記録するようにしてください。前日よりも体重が増えていれば「少し食べ過ぎたかな」と感じるでしょうし、それがその日の食事の選択に少なからず影響を及ぼすはずです。健康診断のときだけ、たまに測るだけでは、日々の変化に気づくことができません。体重を毎日意識することで、自然と食事などの生活習慣を見直せるようになります。

理解しておく『停滞期』


何度か登場していますが、人にはホメオスタシスという、体を一定の状態に保とうという機能があります。これがダイエットの停滞期の原因です。ダイエットをはじめて、体重の5%程度の減量に成功すると、脳は生命の危機を察知します。ダイエットをはじめて、すぐは上手くいったのに途中から全然体重が減らない!そんな経験はありませんか?それは当然の仕組みなのです。
個人差がありますが、停滞期は2週間~1ヶ月程度続くと言われています。辛いですが、ここで挫折せずに継続できるかどうかがダイエット成功の別れ道です。体重が減らないからと言って、何かすることを追加したりする必要はありません。とにかく、続けることが重要です。停滞期を迎えて体重が減らなくなったのは、あなたがダイエットを頑張って順調に目標に近づいている証です。脳がこの状態が基本だと捉えるようになれば、また減量のサイクルに入ります。どんと構えて停滞期を乗り越えましょう。

ダイエット卒業を目指して


ダイエット=体重減量ではなく、体重増加につながる習慣の改善と考えてみましょう。リバウンドしないためには、一時的なものではなく、生活習慣自体を変えることが理想的です。原因がなくならない限り、体重はまた増加します。生活習慣の改善と言うと大変に感じるかもしれませんが、上であげたような項目は少しの意識で変えることができます。色々なダイエットを繰り返すのではなく、ぜひ1つ決めたことを習慣に取り入れてみてください。
頑張る皆さんには、ダイエット成功ではなく、ダイエットから卒業してほしいと願っています。

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