ヨガには身体のゆがみを整えられたり、穏やかな気持ちで過ごせたりと、ポジティブな効果が期待できます。
年齢層や体型を問わず、マタニティの方も楽しめるアクティビティであるため、始めてみたいと考えている方も多いでしょう。
しかし「ヨガに適した服装がわからない」「体型が気になるから始められない」といった疑問や悩みから、なかなかスタートできない方もいるかもしれません。
本記事ではヨガウェアをプチプラで揃えられるブランドや、ヨガの服装選びを紹介します。
体型をカバーできるアイテムやコーディネートも解説するので、ヨガの服装選びの参考にしてみてください。
【身体パーツ別】ヨガを楽しめる服装選びのポイント
ヨガを楽しむにはストレッチ性と吸水性の高さで選ぶことが大切です。
ヨガは自分の呼吸を深く感じながら、さまざまなポーズを行います。
まずは、快適に過ごせることを意識しながらヨガウェアをそろえましょう。
上半身
上半身は肩甲骨や肩回りの動きを妨げないインナーやトップスを選ぶと、リラックスしてヨガに集中できます。
とくにインナーは、ヨガの動きに合わせたものを選ぶことがポイントです。
インナー
ホックタイプやワイヤータイプ、矯正タイプのブラは締め付けが強く、ストレッチ性も期待できません。
この3タイプは避け、スポーツブラやカップ付のタンクトップが入っているブラトップがおすすめです。
ダイナミックなポーズをとる種類のヨガや、身体をねじるポーズの際、身体の動きに沿う素材のインナーであれば動きを妨げることなくヨガが楽しめます。
肩ひもがずり落ちないバッククロスタイプもおすすめです!
トップス
うつ伏せや、猫が背伸びをするポーズを真似た「猫のポーズ」では、胸元が開くトップスだと胸が見えてしまう可能性があります。
胸元を気にしてヨガに集中できなかった、ということがないようサイズの確認や実際にポーズをとってみて、胸元の開き具合に問題がないかを見てみましょう。
また、フィットするタイプでは身体のラインが出てしまい気になるという方は、ゆったりとしたTシャツを着用して、ヨガに集中できる服装を意識してください。
下半身
さまざまなポーズを行うヨガも、あぐらは基本姿勢であり、多くのヨガの種類に入ってくるポーズです。
ストレッチ性がないボトムスではあぐらのポーズの際、苦しくなったり、そもそもポーズ自体ができなかったりするかもしれません。
呼吸を深く整えて瞑想を行う姿勢であるため、ストレッチ性のあるものをポイントとして選びましょう。
インナー
ショーツもまた、補正力がある矯正下着などは避けるようにしてください。
思うようにポーズがとれないと、バランスも取りにくくなってしまうかもしれません。
さらに吸水性が低いインナーは汗でむれてしまい、身体を整えるはずがその逆となってしまう恐れも考えられます。
なかには女性専用のスタジオであれば、インナーを身につけないという方もいるため、自分の好みやヨガスタジオによって決めましょう。
下着のラインが気になる場合は、Tバックやシームレスの下着を選ぶとよいでしょう。
ボトムス
あぐらのポーズがとりやすいよう、股関節のまわりを快適に動かせるレギンスやヨガパンツをそろえましょう。
下半身はとくにストレッチ性が重要なパーツです。
布が重なり合ったデザインや、着圧タイプでは動きを妨げる恐れが高いため、できるだけ避けるようにしてください。
股上が深いものを選ぶと、お腹やお尻が見えてしまうことを防げ、気にすることなくヨガに集中できますよ。
ファスナーがついたヨガウェアは、仰向けのポーズのとき身体に当たって痛くなってしまうかも。シンプルで装飾のないものがおすすめです!
羽織もの・着替えを忘れずに持参しよう
ヨガは汗をかくことが多いため、身体を冷やさないようにすることが大切です。
ヨガのプログラムの最後には、あぐらの姿勢や身体を横たえて楽な姿勢で迎える「休息」の
時間があります。
その際に、さっと着用できる羽織ものがあると身体の冷えを防止できるため、忘れずに持参しましょう。
また着替えも用意しておくと、ヨガの種類を気にすることなく楽しめます。
【おすすめブランド紹介】ヨガウェアはプチプラで揃えられる!
ヨガの服装では「ストレッチ性・吸水性」が基本であるものの、シンプル過ぎたりデザイン性がなさ過ぎたりすると、モチベーションが上がらないこともあります。
ヨガウェアブランドにはおしゃれで機能性の高いヨガ専用のトップスやヨガパンツなどが豊富にラインアップされていますが、費用が気になってなかなか手がでないことも。
そこでこの章では、おしゃれで実用的なヨガウェアに適したプチプラブランドを紹介します。
最初から機能性の高さやデザイン性を意識して、高級なヨガウェアをそろえる必要はありません!まずはプチプラのヨガウェアから始めていき、ヨガの動きに慣れてきたら自分に合ったものを探しましょう
ユニクロ
引用:初心者にもオススメプチプラでそろえるユニクロヨガウェア|UNIQLO
ユニクロは日本を代表するファッションブランドで、世界にもファンが多く存在します。
その秘密は「高機能でありながら低価格」を実現したインナーや、ファッショナブルな高いデザイン性にあります。
ヨガウェアにもストレッチ性と速乾性の高さに期待できる「エアリズム」が多くラインアップされており、低価格でそろえることができるでしょう。
とくにブラトップにはホールド力があり、身体にフィットします。ストレッチ性もあるため、ヨガの動きを妨げません。
ヨガウェアに適したバッククロスタイプのワイヤレスブラや、おしゃれなデザインのレギンスもシーズンごとに販売されており、季節に合わせたコーディネートも楽しめます。
ユニクロ「スポーツユーティリティウェア」
GU
引用:GU ACTIVE|GU
GUはユニクロを運営するファーストリテイリング株式会社のグループ企業です。ユニクロに比べてリーズナブルな価格でトレンドを取り入れたファッションを提供し、若い世代を中心に人気を集めています。
GUは「GUアクティブ」というラインを展開しており、ストレッチ性の高さや速乾性に優れた素材のアクティブウェアを選ぶことが可能です。
とくに「ストレッチジョガーパンツ」は、適度に体型をカバーできるデザインで、機能面にも期待ができます。
レギンスでは体型が出てしまい気になるという方におすすめのアイテムのひとつ。
リーズナブルだけど、機能面やデザインにもこだわりたいという方はチェックしてみてください。
DPUMA
引用:レディースヨガコレクション|PUMA
PUMA(プーマ)は、ドイツに本拠を置く世界的なスポーツブランドです。日常的にPUMAのスポーツウェアを愛用している方も多く、心地よく着用できるアイテムを展開しています。
PUMAではゴルフやランニングのスポーツウェアをラインナップしている一方で、「ヨガ コレクション」といったヨガ専用のヨガウェアを多く取り揃えており、必要な一式を準備できることが特徴です。
高い機能面はもちろんのこと、バリエーション豊かなカラーとデザインでヨガライフを充実したものにしてくれるでしょう。
PUMA「レディース ヨガ」
全体的にリーズナブルな価格で提供されているため、ヨガアイテムのブランドをそろえたい場合にも検討してみてくださいね!
GAP
引用:GapFit アクティブ | Gap
GAPはアメリカに本社を置く世界的なファッションブランドです。日本にもショップが多く存在し、カジュアルウェアとして幅広い年齢層に人気があります。
GAPのスポーツライン「GapFit」は、ヨガに適したヨガウェアを多く取り揃えており、トレンドを反映したデザインや、機能面に配慮したアクティブウェアのなかから、自分に合ったアイテムを見つけられるでしょう。
価格帯は3,000円〜10,000円で、気軽に高機能なヨガウェアを選べることも大きな魅力です。
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ヨガは年齢層や体型問わず楽しめるアクティビティですが、自分の体型に自信が持てずぽっちゃりしていると考える方にとって、適切なヨガウェア選びは大切です。
体型をカバーしながらヨガの動きやポーズをスムーズに行えるヨガウェアであれば、気にせずヨガに集中できるでしょう。
ここではヨガの服装のコーディネートやアイテムのポイントを紹介します。
トップスはTシャツがおすすめ
トップスはブラトップやタンクトップ、Tシャツなど多くの選択肢があります。
なかでも二の腕を隠せ、適度に腰回りにゆとりがあるTシャツタイプがおすすめです。
ただし、胸元が開きすぎたり過剰なルーズシルエットは、ポージングを妨げ、ヨガに集中できなくなる可能性があるため控えましょう。
ウエストマークがあるデザインのトップスは、体型をカバーしながらウエストラインを引き締めてスッキリとした印象に見せられます。
裾で結ぶリボンタイプもおしゃれに腰回りをカバーしてくれますよ!
ボトムスはゆとりのあるものを選ぼう
ヨガウェアといえば身体にぴったりとフィットしたレギンスをイメージしがちですが、アラジンパンツやサルエルパンツ、ジョガーパンツなど豊富なバリエーションがそろっています。
下半身がとくに気になるといった方は、レギンスは控えてほかのタイプでチャレンジしてみましょう。
しかしダイナミックな動きをするヨガでは、ポーズによっては裾がめくれてしまうことも。
そのため、裾にはしぼりがついたものを選んでください。
レギンスがいいという方は、ショートパンツを合わせるとお尻がカバーできます!
全体のメリハリを大切にしよう
トップスもボトムスもゆったりとしたヨガウェアではなく、メリハリをつけることで全体をすっきりと見せられます。
トップスがルーズなデザインであれば、ボトムスはショートパンツでお尻をカバーしつつレギンスを着用するだけでも、印象はずいぶん変わるもの。
反対にボトムスにゆったりデザインを選んだ場合は、トップスにはフィット感があるTシャツを選びましょう。
上半身・下半身ともにゆとりのある服装より、メリハリがあったほうがスタイルを良くみせてくれますよ。
引き締めカラーを活用!
全体をすっきりと見せるには、色選びも大切なポイントです。
ダークカラーやモノトーンカラーはスタイルを引き締めて見せる着痩せ効果が期待できます。
ヨガウェアにはカラフルなものから落ち着いたトーンのカラーまで豊富にそろっているため、迷ったらまずはダークカラーのものを選ぶとよいでしょう。
さらに、ヨガを続けるなかで自分の好きなカラーを取り入れると、モチベーションアップにつながるため、慣れてきたらほかのカラーにも少しずつ挑戦してみると、ヨガライフがより楽しくなります。
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ヨガは多くの人が楽しめる理想的なアクティビティです。
最初は高級なヨガウェアを選ぶよりも、プチプラでそろえたほうがヨガを気楽に続けられます。
また、体型が気になる場合は、上手にカバーできる服装を選んだりコーディネートのポイントを用いれば、すっきりとした印象ではじめられるでしょう。
紹介したブランドのなかから、体型をカバーできるアイテムや動きやすそうなアイテムを選択して、充実したヨガライフを楽しんでくださいね。
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Getfit編集部
山本 夏実
Natsumi Yamamoto
Getfitの編集部パーソナルジム選びコンテンツ責任者
学生時代は日本大学文理学部体育学科にてスポーツと健康に関する科学的知識・技術を学ぶ。
取材で訪れたパーソナルジムの数は全国45ジムを超える。
実際に24/7WorkoutやUNDEUX SUPERBODY(アンドゥスーパーボディ)などの大手パーソナルジムに通いダイエット(体重-8kg)・ボディメイク(体脂肪-8%)の経験を持つ。
自身の体験を基に、パーソナルジム探しをするユーザーのためにパーソナルジム選びのノウハウコンテンツを執筆・発信。
プライベートでは24時間ジムや暗闇ボクシングジムに通うことが趣味。
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