高校生でも、モデルや有名人に憧れて、ジムで体を綺麗にしたいと思うことはあるはずです。
もしくは部活で活躍したくてもっと体を鍛えたいという人も少なからずいるはず。
しかし、ジムは社会人が利用するイメージで、高校生でも利用することができるのでしょうか?
この記事では、高校生でもジムを利用できるのか否かや、高校生でも通えるようなおすすめのジムを紹介していきます。
高校生でも行けるジムはある?
高校生でも通えるジムはあるのでしょうか。
答えから先にお話しすると高校生でも通えるジムはたくさんあります。
しかし、ジムによっては、18歳以上のみの利用制限があったり、保護者の同意書が必要だったりします。
ですから、高校生がジムに通う場合は、事前に利用条件を確認することが大切です。
高校生がジムを選ぶときのポイント
高校生がジムを選ぶ上で、考慮すべきポイントが3つあります。
・高校生は通えるか
・通いやすい距離か
・料金は安いか
高校生は通えるか
前提として、高校生が通えるかどうかは事前に必ず確認しておきましょう。
いくら条件が良くても、高校生が通えないジムであれば意味がありません。
高校生が通えるジムを探すときには、「インターネットで検索する」か、「電話やメールで問い合わせ」てみてみましょう。
インターネットで検索する場合は、「ジム 高校生 〇〇(地名)」というキーワードで検索してみましょう。
検索結果に出てくるジムのホームページやブログなどをチェックして、利用条件や料金などを確認してください。
ただし、インターネット上の情報は必ずしも最新ではない場合がありますので、電話やメールで問い合わせることもおすすめです。
また、上記にもあった通り18歳以上のみの利用制限があったり、保護者の同意書が必要である場合もあります。
同意書は入会時に必要になるため、事前に準備するか、見学・体験の際は保護者に同伴してもらうようにしましょう。
通いやすい距離か
高校生がジムに通うときには、通いやすい距離かどうかも重要なポイントです。
「学校帰りに寄れる距離」もしくは「徒歩圏内の距離」のジムを選ぶと良いでしょう。
通いやすい距離にあるジムを選ぶことで、交通費を節約できたり、継続しやすくなるなどのメリットがあります。
料金は安いか
高校生がジムに通うときには、料金が安いかどうかも重要なポイントです。
特に高校生は、社会人と比べると毎月高額払えるほどの経済力がないため、なるべく安めに抑える必要があります。
料金を見る際には、毎月かかってくるような月会費にプラスして、入会時にかかる「入会金」や「手数料」もチェックしましょう。
ジムの選び方が気になる方はこちらを御覧ください!
上記の選ぶポイントをもとに、早速高校生におすすめのジムを紹介していきます!
高校生におすすめのジム6選!無料で通えるジムもあり
高校生でも通えるような、無料で通えるジムや学割の効くようなジムをメインにおすすめをピックアップしました!
エニタイムフィットネス
エニタイムフィットネスの基本情報
手数料・入会金 | 5,500円(税込) |
利用料金 | 7,000円〜11,000円(税込)/月(店舗により異なる) |
学割 | 保護者が会員の場合無料 |
マシンの充実度 | ◯(施設による) |
店舗エリア | 全国 |
その他施設 | 更衣室、トイレ、ロッカー |
店舗によりマシンの充実度は大きく異なりますが、小さい店舗でも全身を鍛えられるよう一通りの器具が揃っています。
保護者が通っている場合、高校生は無料で通うことができるためジムにお金をかけたくない場合、一番おすすめのジムになります。
FIT365
FIT365の基本情報
手数料・入会金 | 9,978円(税込) |
利用料金 | 3,278円(税込)/月 |
学割 | 家族が会員の場合無料 |
マシンの充実度 | ◎ |
店舗エリア | 全国 |
その他施設 | 更衣室、トイレ、ロッカー、バーチャルスタジオ、レディースエリア、個人ロッカー、水素水サーバー、体組成計、タンニングマシン、コラーゲンマシン、プロテインサーバー(店舗により異なる) |
リーズナブルな価格で充実したマシンを使用できるのが特徴です。
家族会員が非常にお得で、一人でも家族が会員であれば、家族3人まで無料で通うことができます。
FASTGYM24
FASTGYM24の基本情報
手数料・入会金 | 5,500円(税込) |
利用料金 | 6,600〜8,250円(税込)/月 |
学割 | ティーン会員:4,400〜5,720円(税込)/月 |
マシンの充実度 | ◯(施設による) |
店舗エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知 |
その他施設 | 更衣室、トイレ、鍵付きロッカー、プライベートロッカー、水素水、自販機 |
大手フィットネスクラブの「ティップネス」が運営する24時間ジムのため、安心して通うことができます。
ティーン会員があり、高校生だとかなりお得に通うことが可能です。
ティップネス
ティップネスの基本情報
手数料・入会金 | 5,500円(税込) |
利用料金 | 7,480円〜20,900円(税込)/月(店舗により異なる) |
学割 | 高校生:6,160円(税込) |
マシンの充実度 | ◎ |
店舗エリア | 東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、静岡、愛知、大阪、京都 |
その他施設 | プール、更衣室、トイレ、スパ、ロッカー、ストレッチマシン、ラウンジ、スタジオ(店舗により異なる) |
24時間利用可能店舗 | あり(ジムエリアのみ、詳細は公式HP参照) |
意外にも24時間利用可能な店舗が多く、24時間ジムとしても活用することができます。
24時間利用できる設備は限られますが、スタッフがいる時間はマシンジムに加えてスタジオやプールなどのその他の施設も使えます。
学割料金がかなりお得で、一般料金の半額近い料金でティップネス施設を利用することができます。
ルネサンス
ルネサンスの基本情報
手数料・入会金 | 9,350円(税込) |
利用料金 | 4,400円〜16,500円(税込)/月(店舗により異なる) |
学割 | 店舗により異なる |
マシンの充実度 | ◎ |
店舗エリア | 全国 |
その他施設 | プール、更衣室、トイレ、スパ、サウナ、ロッカー、個人ロッカー、ラウンジ、テニスコート、 ゴルフレンジ、スタジオ(店舗により異なる) |
24時間利用可能店舗 | あり(ジムエリアのみ、詳細は公式HP参照) |
一般的なジム、スタジオ、ロッカー、シャワーなどの設備に加え、スパ、サウナ、プール、テニスコート、ゴルフレンジなど、運動施設とリラクゼーション施設が充実しているのが特徴です。
そのため、運動とリフレッシュの両立ができ、ジムに対する満足度が高いです。
店舗により異なりますが、17歳以下が安くなるようなプランを提供している店舗もあり、学生でも通いやすくなっています。
セントラルスポーツ
セントラルスポーツの基本情報
手数料・入会金 | 6,600円(税込) |
利用料金 | 6,380円〜16,390円(税込)/月(店舗により異なる) |
学割 | スチューデント(13〜25歳):8,470円(税込) |
マシンの充実度 | ◎ |
店舗エリア | 全国 |
その他施設 | プール、更衣室、トイレ、スパ・サウナ・エステ、ロッカー、スタジオ(店舗により異なる) |
24時間利用可能店舗 | あり(詳細は公式HP参照) |
大型フィットネスクラブは充実の設備で、スタジオはもちろんのこと、スパ、サウナ、プール、タンニングマシンなどを完備しています。
学割があるため、一般会員よりお得にこれら充実の設備を利用することができます。
学生におすすめのフィットネスジム一覧を知り合い方はこちらの記事をご参照ください!
公営ジム
公営ジムは、市や区が運営するジムで、スポーツ施設に併設されていることが多いです。
公営ジムは設備が古かったり少なかったりする可能性はあるものの、一回100〜700円程度で通えるところが多いため、そこまで頻度が高くなければリーズナブルに通うことができます。
近くにスポーツ施設がある人はジムが併設されている可能性もあるので、ぜひ一度調べてみましょう。
初めてジムに1人で通う高校生のための初心者ガイド
高校生のほとんどはジムに行くのは初めてで、不安だと感じる人も多いでしょう。
そこで、初めてジムに1人で通う高校生のための初心者ガイドをお伝えします。
持ち物やメニュー、恥ずかしさをなくす方法など、ジムに行く前に知っておきたいことをまとめました。
持ち物
ジムに行くときに必要な最低限の持ち物は、以下の通りです。
・運動しやすい服装
・タオル
・シューズ
・水分補給用の飲み物
服装
服装は、動きやすくて吸汗速乾性のあるものがおすすめです。
スポーツ用品店に売っている、ポリエステル製のスポーツウェアが最も無難で良いでしょう。
タオル
また、タオルは、汗を拭くために、一枚必ず持っていきましょう。
汗が滴り落ちると滑って転ぶ危険があります。
シューズ
グリップ力や安定感がありつつ、クッション性もあるようなシューズがオールマイティに使用できておすすめです。
おすすめのエントリーモデルのシューズを別記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
飲み物
飲み物は、スポーツドリンクやアミノ酸飲料がおすすめです。
スポーツ中に不足しがちなミネラルや、筋肉の回復に必要なアミノ酸を摂ることができます。
イヤホンなどがあるとよりモチベーションや集中力がアップするため、できれば持っていきましょう!
メニュー
ジムで行うメニューは、初心者はまず以下の順番で行うのがおすすめです。
この基本の流れは上級者でも守っている人が多く、怪我をせず、効率的にトレーニングする上で大切です。
①ストレッチ
②ウォーミングアップ
③筋力トレーニング
④有酸素運動(筋肉をつけたい人は不要)
⑤クールダウン
①ストレッチ
運動に入る前に、まずストレッチを行いましょう。
年齢が若いと体がしなやかで怪我をしにくいと思いがちですが、成長期が終わっていない分まだ体が未成熟で安定していないため、関節系の怪我が多くなりがちです。
怪我をしないためにもストレッチを入念に行いましょう。
②ウォーミングアップ
ストレッチの後は体を温めるようエアロバイクやランニングマシンで少し慣らし運動をします。
この手間を挟むことで、パフォーマンスを向上させることができ、より力を発揮しやすくなります。
ウォーミングアップは10~15分程度で問題ありません。
③筋力トレーニング
次に、筋力トレーニングを行います。
筋力トレーニングは、筋肉に負荷をかけて刺激することで、筋力や筋量を向上させ、基礎代謝を上げることができます。
以下はあくまで例ですが、初心者でも行いやすい種目をリストアップしたので、最初のうちはこの全身の種目を1週間のうちにうまく振り分けていきましょう。
<1週間全体で行うトレーニングメニュー>
・スクワット(太ももやお尻の筋肉)
・レッグエクステンション(前ももの筋肉)
・レッグカール(後ろももの筋肉)
・ベンチプレス(胸や腕の筋肉)
・ラットプルダウン(背中や腕の筋肉)
・ショルダープレス(肩や腕の筋肉)
・アブドミナルマシン(お腹の筋肉)
各トレーニング10~15回×3セットずつ
<注意点>
・各種目は、自分が持続的に動かせる重さに設定
・各セット間の休憩時間は30〜60分程度
・筋力トレーニングは合計で30~40分程度
④有酸素運動
ダイエットや健康維持が目的の場合、筋トレの後に有酸素運動を行いましょう。
エアロバイク、もしくはランニングマシンで20~30分程度行うことで脂肪燃焼を引き起こすことができます。
ジムで有酸素運動をしようと考えている人はこちらの記事がおすすめです。
⑤クールダウン
トレーニングの最後に、クールダウンを行います。
ストレッチやマッサージを軽く5〜10分行いましょう。
クールダウンを行わないと、急に運動を停止することになるため、吐き気などの急な体調不良に見舞われる可能性があります。
また、筋肉の効果的な回復にも役立つため、クールダウンは短くても良いので挟んでおくことが有効です。
恥ずかしさをなくす方法
ジムに行くのは初めてで、周りの人の目が気になって恥ずかしいと感じることもあるかもしれません。
しかし、ジムに通うことは恥ずかしいことではありません。
むしろ、自分の健康や美容に気を使っていることは素晴らしいことです。
恥ずかしさをなくすためには、以下のことを意識してみてください。
・ジムにいる人はそこまで周りを見ていないということを認識する
・最初にスタッフに相談して不明点をなくす
・事前にマナーを調べておく
特に、ジムのマナーさえ守っておけば恥ずかしい思いをする機会はぐっと減ります。
どこのジムでも共通しているマナーを以下にまとめました。
ジムのマナー
・使用したマシンは拭く
・自分の汗は床におちないように拭く
・マシンの使用制限時間を守る
・マシンの重りは一番軽いものに戻す
・ダンベルに足を乗せない
高校生がジムでダイエットするときの注意点
高校生はまだ成長期で、成長期に無理なダイエットをすると、身体や精神に悪影響を及ぼす可能性があります。
高校生がジムでダイエットするときの注意点は、以下の通りです。
・無理をしない
・食事の栄養バランスを考える
・睡眠時間を確保する
・体に異変を感じたら速やかに医師や保健師に相談する
無理をしないことは、ダイエットの基本です。
特に高校生は、学業や部活動などで忙しいことも多いでしょう。
ジムに行く時間や回数を無理に増やしたり、過度な運動量や強度を求めたりしないようにしましょう。
逆効果になるだけでなく、怪我や疲労の原因になり、逆に生活の質を落とす原因になりかねません。
よくある質問
高校生でもジムに入れる?
高校生がジムに入ることは可能です。
ただし、ジムによっては年齢制限がある場合もあるため、事前にジムに確認しておきましょう。
エニタイムに高校生でも入れますか?
エニタイムフィットネスでは、15歳以上18歳以下(高校在学期間)の人で、保護者がエニタイムメンバーであれば、高校生無料利用(HIGH SCHOOL PASS)を利用することができます。
ジム初心者は週何回のトレーニングがおすすめですか?
ジムの初心者は週に2-3回のトレーニングから始めることが推奨されています。
しかし、人によって通いやすい頻度は変わるため、週2-3回がきついと感じたらもう少し頻度を落としても良いでしょう。
週1や毎日ジムへできれば通おうと考えている人はこちらの記事がおすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
高校生でも通えるおすすめのジムは以下の通りです。
FASTGYM24
エニタイムフィットネス
FIT365
セントラルスポーツ
ティップネス
公営ジム
しかし、住んでいる地域によって自分の家の近くにあるジムは全然違うことが多いため、自分で調べて再度探してみると良いでしょう。
ジムに初めて通うという方は事前に知識をつけた状態でジムに通うようにしましょう!
この記事を書いた人
Getfit編集部
山本 夏実
Natsumi Yamamoto
Getfitの編集部パーソナルジム選びコンテンツ責任者
学生時代は日本大学文理学部体育学科にてスポーツと健康に関する科学的知識・技術を学ぶ。
取材で訪れたパーソナルジムの数は全国45ジムを超える。
実際に24/7WorkoutやUNDEUX SUPERBODY(アンドゥスーパーボディ)などの大手パーソナルジムに通いダイエット(体重-8kg)・ボディメイク(体脂肪-8%)の経験を持つ。
自身の体験を基に、パーソナルジム探しをするユーザーのためにパーソナルジム選びのノウハウコンテンツを執筆・発信。
プライベートでは24時間ジムや暗闇ボクシングジムに通うことが趣味。
執筆記事例)