運動不足やダイエットのために自宅でヨガを始めようとする人は年々増えてきています。
ただ、自宅でヨガをする際、何を用意したらいいのか、ポーズや呼吸はどうすればいいのかわからないと思います。
本記事は自宅ヨガで用意するものやおすすめ動画・DVD・Youtubeを紹介していきます。
これを読めば「自宅ヨガはバッチリ」という内容となっているので、最後まで是非読んでみてください。
自宅でもヨガはできる?
ヨガは、専用のスタジオや教室で行うものだと思われがちですが、実は自宅でもヨガはできるのです。
初心者はヨガマットや参考にする動画を準備することでヨガ教室さながらの環境で自宅でヨガに取り組むことが出来ます。
また、スタジオや教室とは異なり、周りの目を一切気にせず自分の好きなタイミングで好きなだけヨガができるというのも自宅ヨガの魅力の1つです。
自宅ヨガに必要なものを用意して効果を高めよう!
自宅ヨガに必要なものを用意することで、ヨガの効果を高めることができます。
ここからは自宅ヨガに必要なアイテムを紹介していきます!
ヨガマット
自宅ヨガをする際に最も必要なものがヨガマットです。
ヨガポーズを行う際に肘やお尻や膝を保護したり、滑りを防ぐ役割を果たし、料金も1,000円台で購入するマットもあるため必ず用意しましょう。
ヨガマットは「180cm×60cm」のサイズがおすすめですが、厚さや素材は様々な種類があるため、特徴をそれぞれ抑えた上で自分の身体や好みに合ったヨガマットを選ぶことが重要です。
厚さや素材は以下を参考にヨガマットを選びましょう!
ヨガマットの厚さ | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|
1~2mm | 極薄タイプのため、折りたたみやすい | 自宅以外の旅行先でもヨガに取り組みたい人 |
3~5mm | 適度なクッション性がある | ヨガを始めたばかりの初心者 |
6~9mm | 難易度が高いヨガポーズでも取り組める | 慣れ始めたヨガ中級者 |
ヨガマットの素材 | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|
エラストマー | クッション性が高く柔らかい | 素材特有の匂いを感じたくない人 |
ゴム | グリップ力があり滑りにくい | マットを水洗いしたい人 |
ポリ塩化ビニール | バランスが取れており安定感がある | リーズナブルにマットを買いたい人 |
ヨガができる十分なスペース
自宅ヨガをやる際、ヨガができる十分なスペースがどれくらいあるか確認しましょう。
ヨガは場合によって、立ったり身体を前後に伸ばしたりするポーズがあるのでヨガマットより広い2.0m×0.8mのスペースは最低限確保する必要があります。
また、ヨガは自分のこころと向き合うのが目的であるため、なるべく瞑想に近い状態になれるよう静かで明るく、換気が良い場所を用意することをおすすめします。
通気性の良いヨガウェア
自宅ヨガに必要なもの3つ目は、通気性の良いヨガウェアです。
ヨガウェアは通気性、伸縮性、肌触りに優れたものを選ぶことで快適にヨガに取り組むことが出来ます。
また、ヨガはじわじわと汗をかく運動であるため、タオルや水も用意して脱水を防ぎましょう。
体が硬いヨガ初心者におすすめのアイテム
体が硬い人初心者は、ヨガポーズを正しく行うのが難しいことがあります。
そんなときに役立つのが、ヨガブロックやフォームローラーなどのアイテムです。
それぞれが体が硬い人にとってなぜおすすめのアイテムであるか、紹介していきます!
ヨガブロック
ヨガブロックは、ヨガポーズをサポートするためのブロック状の道具のことを指し、使うことで関節や筋肉の負担を軽減し、ヨガポーズの正確さや安定感を高めることができます。
手や足が届かないところにヨガブロックを置くことでポーズの深さや角度を調整することができ、取り組めなかったヨガポーズに挑戦することが可能となります。
例えば、前屈のポーズで、手が足に届かない場合は、足の前にヨガブロックを置いて、手をヨガブロックに乗せることで、ポーズを楽に行えます。
ヨガブロックの使い方が分からない人は以下の動画を参考にしましょう!
フォームローラー
フォームローラーは、筋肉をほぐすためのローラー状の道具です。
身体の硬さや痛みを和らげ、血流やリンパの流れを良くすることができるため、ヨガ以外のマッサージやストレッチなどで普段使いをすることも可能です。
ほぐしたい部位によってフォームローラーを置く位置は異なり、太ももの裏が硬い場合は、床に座って、太ももの裏にフォームローラーを置いて、前後に転がすことで、筋肉をほぐすことができます。
自宅ヨガにおすすめのアプリ・DVD・無料Youtube動画
自宅ヨガでおすすめのアプリやDVD、Youtubeを目的別で紹介していきます!
日々の記録をつけたい人はアプリがおすすめ
日々、ヨガの記録をつけたい人はアプリがおすすめです。
アプリではヨガポーズの解説を見れることはもちろん、場合によってはインストラクターから直接指導を受けることもできます。
自身のヨガの振り返りをしたい人はアプリで自宅ヨガに取り組んでみましょう!
自宅ヨガでおすすめのアプリは以下の3つです!
SOELU
SOELUはヨガのプロが監修した、初心者から上級者までのヨガレッスンを提供しているアプリです。
インストラクターが350名以上在籍しヨガレッスンは100種類以上で最大で8レッスン同時視聴が可能という日本最大級のオンラインヨガアプリです。
動画時間も10分〜160分と選ぶことができ、朝ヨガや夜ヨガなど目的に合わせて取り組むことも可能です。
受講者の顔も見れない仕様になっているので1人で黙々とヨガに取り組みたい人におすすめです。
UCHIYOGA+(LAVA)
うちヨガ+はヨガの人気ブランドLAVAが抵抗するオンラインアプリです。
LAVAの中でも予約が取れない人気インストラクター50名がレッスンを担当しており、5分からでもヨガに行えるなど忙しい方でも気軽に取り組むことが出来ます。
ライブレッスンは毎月約800本配信しており、そのうち月間50本受講することができ、ビデオレッスンも300本が見放題とコンテンツが豊富に用意されています。
誰もが知るブランドのもとで自宅ヨガに取り組みたい人におすすめです。
減量のためのヨガ
「減量のためのヨガ」はダイエット目的で自宅ヨガに取り組む人におすすめの無料アプリです。
ヨガプログラムが100種類以上用意されており、「このヨガポーズはどこの筋肉を意識するのか」、「このヨガポーズで消費するカロリーはだいたいどれくらいか」などダイエットに沿った解説をしてくれます。
また、取り組んだ時間と消費カロリーを記録してくれるため、PDCAを回しながら自宅でヨガダイエットしたい人におすすめのアプリです。
動画を手元に残しておきたい人はDVDを買おう!
DVDはYoutubeと違い動画が非公開や削除になる恐れがありません。
お金はかかりますが、動画広告を気にせずにお気に入りのヨガ動画を取り組みたい人はDVDで自宅ヨガに取り組みましょう!
体が硬い人のヨガ入門 4週間プログラム
「体が硬い人のヨガ入門 4週間プログラム」は、ヨガのインストラクターが作成した、体が硬い人でもできるヨガレッスンを提供しています。
4週間に分けて、週に3回、1回に15分ずつ行うことができその間にヨガの基本ポーズや呼吸法、リラクゼーションなどを学ぶことができます。
本もついているので動画と本という2つの側面からヨガを学ベようになっています。
綿本彰プロデュース Watamoto YOGA Studio
「綿本彰プロデュース Watamoto YOGA Studio 」は、ヨガの第一人者である綿本彰がプロデュースした、初心者から上級者までのヨガレッスンを提供しています。
目的別に選ぶことができ朝の目覚めや夜のリラックス、デスクワークの疲れやダイエットなどの目的に合わせたヨガレッスンがあります。
他にもパワーヨガ、ストレッチヨガ、骨盤ヨガ、ダイエットヨガ専門のDVDも用意。
初回限定でヨガ教室への無料体験チケットもあるため、1回ヨガ教室で体験してみたい人におすすめです。
無料でヨガに取り組みたい人はYoutube動画がおすすめ
Youtubeは無料で好きな時に動画を見ることが出来ます。
検索機能もついているため、自分の目的に沿ったヨガポーズをピンポイントで見つけられます。
まりこ先生
まりこ先生とはB-lifeに勤めているヨガインストラクターです。
Youtubeでも動画を出しており、登録者数は100万人超えと人気を集めています。
動画の更新頻度は月に3〜6本程度で、動画で解説しているヨガは1つ1つのヨガポーズの解説動画というよりミックスリストのような動画を多く挙げられています。
まりこ先生でおすすめの動画はこちらを御覧ください!
竹脇まりな先生
竹脇まりな先生は、自宅で楽しくできるフィットネスや運動に関する動画を投稿する登録者360万人超えの人気フィットネスインストラクターです。
ダイエットやストレッチに関する動画をメインに投稿していますが、ヨガに関する動画も92本投稿しています。
機能改善や冷え性改善など女性の悩み事が解決できるような動画人気を集めているので、是非登録して自宅ヨガに取り組んで見てください。
竹脇まりな先生でおすすめのヨガ動画はこちらです!
もっと詳しくオンラインヨガを知りたいという人はこちらの記事を御覧ください!
初心者必見!自宅ヨガに取り組む際に注意するべきこと
ヨガは、身体と心のバランスを整える効果があり、ストレスや不眠などの悩みにも効果的ですが、自宅でヨガをする場合は、注意するべきことがいくつかあります。
ヨガポーズごとに呼吸法は異なる
ヨガの呼吸法は大きく6つに分けることができ、それぞれ得られる効果も異なります。
もちろんヨガポーズによっても呼吸法は異なり、前屈のポーズでは吸う息で背中を伸ばし吐く息で腹部を引き込みながら前に倒れますが、後屈のポーズでは吸う息で胸を開き、吐く息で背中を丸めながら後ろに倒れます。
呼吸法を正しく行わなければ、思うような効果が得られないので自宅でヨガをするときには、ヨガポーズに合わせた呼吸法を意識してください。
呼吸法で得られる効果はこちらです!
呼吸法 | 効果 |
---|---|
腹式呼吸 | リラックス |
胸式呼吸 | 脂肪燃焼効果や身体の動きを活発にさせる |
カパラバティ呼吸 | 体温の上昇 |
シータリー呼吸 | 体温を下げる |
ウジャイ呼吸 | 呼吸器官の向上 |
バストリカ呼吸 | 毒素の排出、身体が元気になる |
ヨガの呼吸法のやり方に関しては以下の記事でまとめているので是非参考にしてみてください!
難易度が低いヨガポーズから取り組むこと
いきなり難易度が高いヨガポーズから取り組むと、適切なやり方で取り組めず、身体の一部位に負担がかかり怪我をしてしまう可能性もあるため、難易度が低いヨガポーズから取り組むことがおすすめです。
難易度が低いヨガポーズとは、身体の柔軟性やバランス感覚、筋肉量があまり必要ないポーズのことを指し、猫のポーズや子供のポーズなどが例として挙げられます。
Getfitでは初心者におすすめのヨガポーズを紹介している記事もあるので、難易度が低いヨガポーズから取り組みたい人は参考にしてみてください!
体が硬い場合は無理をしすぎない
身体が硬い場合は無理をしすぎないことが大切で体が硬いとヨガポーズを正しく行えなかったり、痛みを感じたりすることがあります。
無理をしすぎると、筋肉や関節を痛めたり、坐骨神経痛になったりして数カ月間ヨガに取り組めなくなることもあるため、自宅でヨガをするときには、身体が硬い場合は、自分のペースでゆっくりと動かすことを心がけてください。
また、先程紹介したヨガ用のブロックやベルトなどの道具を使うと、可動域を取らずにヨガポーズを楽に行えます。
体が硬く悩んでいるヨガ初心者は以下の記事を読み、悩みを解決させましょう!
あまりにも身体が硬い場合はヨガ教室がおすすめ
自宅でヨガをするのは便利ですが、あまりにも身体が硬く期待する効果が得られない状態が続くようであればヨガ教室に通うことをおすすめします。
ヨガ教室ではプロのインストラクターが、マニュアルにとらわれず自分の身体の状態やレベルに合わせた指導をしてくれます。
ヨガポーズの正しいやり方や適切な呼吸法を教えてくれるため、自分のやり方では何が足りないのか把握することが出来ます。
もし、近くにヨガ教室がある場合は体験ヨガへ足を運んでみるのもおすすめです。
Getfitでは地域別におすすめのヨガの特注記事を組んでいますので、是非参考にしてみてください!
自宅ヨガをやろうとしている人が気になっていること
ヨガで体が柔らかくなるまでどれくらいの期間が必要ですか
ヨガで体が柔らかくなるまでに必要な期間は、個人差がありますが一般的には自宅でのヨガを週に2~3回、1回に30分以上行うと、約3ヶ月で体の柔軟性が向上すると言われています。
しかし、これはあくまで目安であり、体が柔らかくなるまでに必要な期間は、自分の身体の状態や目標によって異なります。
ヨガで体が柔らかくなるまでに必要な期間を気にしすぎると、楽しめなくなることもあるため、自分のペースで自宅ヨガに取り組むことが大切です。
ヨガは毎日やるべきですか
ヨガは毎日やるべきかどうかは、自分の身体や目的によって異なります。
毎日やることで、身体と心のバランスを整える効果が高まりますが、自宅ヨガを毎日やることで身体が疲労したり、ケガをしたりするリスクが高まることもあります。
もし、ダイエットや減量のために取り組むのであれば週5回程度、精神統一が目的であれば週1回以上、を目的に自宅ヨガに取り組みましょう。
寝る前に初心者でもできるヨガポーズが知りたいです
寝る前に初心者でもできるヨガポーズは、以下のようなものがあります。
・子供のポーズ
・足の壁に沿って寝るポーズ
・仰向けに寝てひざを抱えるポーズ
これらのポーズは、ベッドの上でもできる簡単なもので寝る前にこれらのポーズを行うことで、睡眠の質を向上させることができます。
以下の記事で目的別でおすすめのヨガポーズを紹介しているので参考にしてみてください!
痩せたい人におすすめのヨガポーズ
瞑想におすすめのヨガポーズ
腰痛におすすめのヨガポーズ
肩こりにおすすめのヨガポーズ
自律神経を整えるのにおすすめのヨガポーズ
便秘解消におすすめのヨガポーズ
骨盤矯正におすすめのヨガポーズ
男性の初心者で体が硬いのですがヨガに取り組んでも大丈夫ですか
男性の初心者で体が硬くても全く問題ありません。
ヨガは、性別や年齢、体型や体力に関係なく誰でもできる運動で体が硬い人にとっても、身体を柔らかくしたり、筋力や柔軟性を高めたりする効果があります。
ただ、いきなり身体が暖まってない状態でヨガに取り組むと怪我をする可能性があるので、取り組む前は事前にストレッチや身体を解しておく必用があります。
ヨガに取り組もうか悩んでいる男性は以下の記事をご参照ください!
万全に準備をして自宅ヨガを始めよう!
本記事では自宅ヨガに必用なアイテムやおすすめのアプリやYoutubeチャンネルを紹介いたしました。
自宅でも必用な物を揃えるとヨガ教室に近い環境でヨガに取り組むことが出来ます。
もし、自宅ヨガに取り組んでみて思うような効果が得られない場合は近くのヨガ教室へ悩みを相談し、自分にとってベストなヨガライフを過ごしましょう!
この記事を書いた人
Getfit編集部
山本 夏実
Natsumi Yamamoto
Getfitの編集部パーソナルジム選びコンテンツ責任者
学生時代は日本大学文理学部体育学科にてスポーツと健康に関する科学的知識・技術を学ぶ。
取材で訪れたパーソナルジムの数は全国45ジムを超える。
実際に24/7WorkoutやUNDEUX SUPERBODY(アンドゥスーパーボディ)などの大手パーソナルジムに通いダイエット(体重-8kg)・ボディメイク(体脂肪-8%)の経験を持つ。
自身の体験を基に、パーソナルジム探しをするユーザーのためにパーソナルジム選びのノウハウコンテンツを執筆・発信。
プライベートでは24時間ジムや暗闇ボクシングジムに通うことが趣味。
執筆記事例)